株式会社結城事務所は、コロナ禍の最中である2020年6月に創業した、経営コンサルティング会社です。創業からこれまでの3年間、多くの企業や病院などの経営コンサルティングをさせていただきました。

本ストーリーでは、代表取締役社長の結城天志がこれまでを振り返りながら、先日スタートした連邦経営コンサルティング事業の誕生秘話をお伝えします。

 

コロナ禍での創業で地域に恩返しをしたい

私がコロナ禍での創業を決意したのは、地域に根差す中小企業や医療法人が危機に瀕している今こそ恩返しする機会と考えたからです。
様々な業種のコンサルティングをさせていただく中で、多くの地方の経営者とお話する機会もありました。成功している経営者や企業に共通しているのは、長くコンサルティングを受け、異なる視点からのアドバイスやサポートを受け続けている、ということです。

経営者との間でよく聞かれるのが、「今の事業だけをしていていいのか?」という悩みです。
AIや再生医療など、様々な技術が発展している現代。これからは不要になる職業が出てきます。これはどんな業種であっても、です。
つまりこれから先は、一つの事業に集中しているだけでは生き残っていけません。会社や社員、そしてその家族を守ることはできないのです。
現に長寿企業は経営を多角化してきています。しかし、まだ安定して多角化できている企業は少ない状況です。だからこそ今、連邦経営(多角化)なのです。

 

13名の社員で10種類の事業を運営

連邦経営は、多角化したそれぞれの事業を分社化し、事業責任者に権限を委譲した上で、横の連携を強化してグループ全体をひとつの企業のように運営することです。現在弊社が主体となって運営するコネクトグループホールディングスは、以下のような多数の事業を展開しています。

①経営コンサルティング(株式会社結城事務所)
②金融・保険(株式会社フィナンシャルマネジメントコネクト)
③不動産(株式会社レジデンスコネクト)
④健康経営支援(一般社団法人ヘルスマネジメントコネクトHMC健康経営研究所)
⑤人財支援(MMC人財研究所)
⑥訪問看護ステーション運営(株式会社ピースコネクト)
⑦専門家へのチャット相談(ラインコネクト)
⑧薬局経営(メディシンマネジメントコネクト)
⑨子育てファミリーイベントの開催(一般社団法人産前産後ファミリーケア協会)
⑩産前産後ケアサービス(Baby MUSE)

よく驚かれるのですが、実はこれら複数の事業を、私を含むグループ社員13名で運営しています。(2023年12月実績)

メリットばかりの連邦経営ですが、「私の会社では無理だ」と諦めてしまう経営者がとても多いです。
多角化できない一番の理由は、「不安」。初めてのことを進める時、誰もが不安を感じます。

戦略的な多角化を適切にアドバイスできる人が少ない状況で、この悩みを誰かに打ち明けても解決されにくい。そして不安に襲われ、尻込みしてしまう経営者も多くいらっしゃいます。

 

約3億円の損失と社員半数以上の退職

今まであまり表では話してこなかったことなのですが、実は私たちはここに至るまでに数々の失敗をしてきました。損失額は累計約3億円。成功した事業で得た収益も、全て新規開発に投資してきました。

しかし、急スピードで成長する会社ですから、離脱もありました。今年1月時点でグループ会社に在籍していた15名のうち、半数以上の9名が退職したこともありました。
泣きたくなる日もありましたし、人間不信になりそうな日もありました。家族に当たりそうでどうしても家に帰れず、苦いお酒で泣いた夜もありました。あと、胃に穴も空きました(笑)
退職した役員や社員にも人生がありますから、どうこう言うつもりはありませんが、その失敗全てを受け止め、ここから挽回していこうと決意しました。「こんなに経験できた会社はないだろう」と。

また、「我々の事業を応援したいと出資して頂いたお金を無にするわけにはいかない」と、全てを私個人の借金に切り替えたこともあり、、、だいぶ覚悟の決まる行動となりました。

このように、私たちはこれまでに人財やマーケティングなど、ありとあらゆる失敗を一通り経験し終えたんです(笑)これが、私たちの財産となりました。

「失敗したくない」、「失敗できないからチャレンジできない」。そのような経営者は多いです。しかし私たちは、連邦経営のオーナー様の代わりに様々な失敗を経験しています。同じ失敗は絶対にさせません。お金で買えない価値「経験」がここにあります。

よく「本業のマネジメントもできていないのに、多角化なんてできるのだろうか」という不安が聞かれますが、そこを私たちが担当します。スポンサー(資産)とマネジメント(知財)、役割の分担をしていきます。そのため、マネジメントの責任を負うことなく多角化にチャレンジすることができるのです。

自分たちで全部頑張ろうとしなくていいんです。多角化が「無理だ」と思ってしまう原因、全て私たちが請け負います。

 

マーケティングを不要にするマーケティング

私たちは「地域産業と地域医療、その発展に寄与すること」という経営理念に共感いただける仲間と共に、持続可能な社会を地方に創設していくことを目的として連邦経営コンサルティングを提供しています。
持続可能な社会とは、利益も雇用も納税も生み出し、人・物・お金すべてが豊かな状態を指します。
私たちコネクトグループホールディングスが目指すのは、「マーケティングを不要にするマーケティング」です。

経済産業省によるとSDGs目標8では、「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ ワーク)を促進する」とあり、連邦経営はこの目標にも沿っていると考えます。

では、マーケティングをせずにどうやってお客様と出会うのか。方法は様々ですが、一つは連邦経営で異なる業種の事業を展開することで、それぞれ異なるコミュニティが生まれます。そのコミュニティに対し、グループとしてお困りごとや相談ごとを解決する。つまり、各事業にお客様を紹介し合えるんです。このようにして、マーケティングを不要にして生涯お客様に困らない経営が可能となります。

 

自社の利益追求だけではなく社会貢献を考える

連邦経営のオーナー様には、「コネクトクラブ」へご案内しています。コネクトクラブでは、経営者間の交流やお悩み相談、企業間のマッチングから資産家情報、社会貢献活動など、連邦経営オーナー同志の有益な交流と情報交換の場を提供しています。

これからは「安いものを買いたい」という時代から、「この会社から買いたい」という時代にしたいと思いますし、そのような流れになっていくことでしょう。
私たちが「コネクトグループのサービスを受けたい」と思っていただけるような、愛される会社になることはもちろん、連邦経営のオーナー企業様にも同様の存在になっていただきたいと考えています。
だからこそ、これからも連邦経営のオーナー様と一緒に地方を創生し、社会に貢献していきます。
「地域産業と地域医療 その発展に寄与すること」という理念に向かって。

 

コネクトグループホールディングスの連邦経営
https://takashi-yuki.com/federal/